元祖「ぎょうざ苑」のブログ(神戸南京町)~味噌だれ餃子発祥店~
餃子の豆知識(其の二)
2012年10月31日
戦後誕生した「餃子」ですが・・・なぜ?「ぎょうざ」と読むのでしょう?
日本語での発音として一般的な「ギョーザ」(餃子)という呼び方は、山東方言の発音「ギァオヅ(giaozi)」に由来しているという説のほか、朝鮮語の「キョーヂャ」、満州語に由来するという説があります。山東方言説は、煙台周辺で歯茎硬口蓋音のj([tɕ])が軟口蓋音のg([k])に近く発音されることによると思われるが、煙台周辺では「古飵(グージャ、guja)」という言い方のほうが普通であり、「餃子」の発音も「ギャオダ(giaoda)」や「ギャオラ(giaora)」なので正しくなさそうである。主要都市の方言では、安徽省合肥で「ジオザ」と発音しているのが比較的近いとも言われています。
「餃子」と書いて「ぎょうざ」と読むのは、どう考えても?当て字ですから・・・果たしてどの地方の方言が当てはまるのでしょうね?私の祖父(初代)は、満州地方(山東省)出身ですから・・・「ギャオズ」と「グージャ」が重なって→「ギョージャ」→「「ギョーザ」という流れなんでしょうか?先日、山東省から日本にきた留学生に聞いたところ、今でもその留学生(22歳)のお爺さん世代は餃子の事を「グージャ」と言うそうです。
悠久の時を、紐解いていくと・・・餃子にも浪漫があります。
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